みんな1回は騙されたことがある?
巷にあふれる健康をケアするサプリメント。どれもパッケージや広告に素晴らしい効果が書かれています。効果に期待して買って帰っても一向に効果が感じられず、その時初めて騙されたのだと気づく・・・。
あなたもこんな経験がありませんか?
健康食品(サプリなど)に関する相談件数の推移を見ると、その数に驚きます。しかも近年は増加傾向にあります。
サプリメント業界は不透明
効果の裏付けがないサプリでも”効果がありそうな雰囲気”を出せれば飛ぶように売れます。
”効果がありそうな雰囲気”を出すためには不都合な情報をあいまいな表現にしたり、隠したりする必要があります。
サプリメント業界は不透明な世界なので、自分に合ったサプリを見つける方法を知っておく必要があるでしょう。
お金と時間の無駄?
サプリメントに騙されてしまうと購入代金が無駄になるだけでなく、摂取していた期間も無駄になってしまいます。数週間で気づけばまだましですが、1年以上経ってから気づく人も大勢います。
ずっと健康のケアをしているつもりだったのに、効果がほとんどないことにずっとお金を使っていたというのは悲惨です。やはりサプリの選び方というのは非常に重要なのです。
本当はとても簡単なサプリの選び方
サプリを選ぶとなると難しい知識が沢山必要だと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
そもそもあなたは健康を維持するために最適な方法を既に知っているはずです。それは、「バランスの良い食生活、適度な運動、十分な睡眠」です。
当たり前すぎて軽視されがちですがこれが王道であり、サプリメントとはあくまでこれらをサポートするものです。
つまり、「バランスの良い食生活、適度な運動、十分な睡眠」の中で自分に不足しているものをサプリメントで補うという意識を持つことが大切です。
ここではあなたが最も気になっていると思われる「バランスの良い食生活」に焦点を当ててお話しします。
「バランスの良い食生活」を達成する簡単な方法は、不足している栄養素をサプリメントで補うというやり方です。
ではどうやってサプリメントを選べばいいのでしょうか?
サプリに騙されないための5つのチェックポイント
サプリを選ぶうえで重要なのは次の5つです。
1. 正しい理由で選べているか?
2. 自分に不足する栄養素の種類は?
3. 自分に不足する栄養素の量は?
4. 不要な成分が入っていないか?
5. ちゃんとした基準に基づいて製造されているか?
1. 正しい理由で選べているか?
効きそうだから購入するのではなく、不足しているものを購入しましょう。
2. 自分に不足する栄養素の種類は?
あなたに不足している栄養素はどんなものでしょうか? 厚生労働省が発行している「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」にそれを知る手掛かりがあります。
※日本人の食事摂取基準とは、「健康な個人及び集団を対象として、国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防のために参照するエネルギー及び栄養素の摂取量の基準(原文ママ)」です。
そもそも私たちに必要な栄養素は何?
栄養素にはたくさんの種類がありますが、大きく次の2つに分けることができます。
①生きるのに最低限必要なもの
②必須ではないが身体をサポートするもの
つまり、必要な栄養素は何か?という問いに対しては①がひとまずの答えとなります。
では生きるのに最低限必要な栄養素とはどんなものがあるのでしょうか?
日本人の食事摂取基準(2020年版)を参照すると、次の29種類が該当します。
これらが、「国民の栄養摂取の状況からみてその欠乏が国民の健康の保持増進に影響を与えているものとして厚生労働省令で定める栄養素(原文ママ)」として挙げられています。
なので、まずはこれらの中に不足しているものがないかを把握しましょう。
どの栄養素があなたに不足している?
どの栄養素があなたに不足しているのかを知るには、厚生労働省が発行している「平成30年 国民健康 栄養調査結果の概要」を参照するのがいいでしょう。※平成30年版ですが最新版です。
「国民健康 栄養調査結果の概要」には日本人の各年代ごとに各栄養素の平均摂取量がまとめられています。 これらを「日本人の食事摂取基準」に記載されている摂取推奨量と比較することで、どの栄養素が不足しているのかが分かります。
不足する栄養素をまとめたグラフ
ここで表示しているのは20~29歳の平均摂取量を推奨値で割った値です。100%を下回っていれば不足しているという意味です。
その他の年代のグラフを見たい方は各年代のタブをクリックしてください。
このグラフから、各年代共に不足する栄養素は全10種類であることが分かります。
これらは平均値なので、あなたが一般的な食生活をしている場合は、あなたに不足する栄養素も10種類であると推定できます。
3. 自分に不足する栄養素の量は?
先述のグラフを基にあなたに不足する栄養素が10種類だとした場合は、それぞれの不足量は下記の通りとなります。
これらの値はサプリメントを選ぶ際の参考になると思います。
男性の不足量
男性の不足量 | |||||
栄養素 | 単位 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
ビタミンA | μgRE | 368 | 383 | 461 | 414 |
ビタミンD | μg | 2.99 | 2.72 | 2.32 | 1.49 |
ビタミンB1 | mg | 0.32 | 0.39 | 0.43 | 0.37 |
ビタミンB2 | mg | 0.41 | 0.44 | 0.49 | 0.26 |
ビタミンB6 | mg | 0.18 | 0.22 | 0.25 | 0.1 |
ビタミンC | mg | 25 | 30 | 27 | 16 |
カルシウム | mg | 198 | 162 | 167 | 132 |
マグネシウム | mg | 28 | 52 | 51 | 21 |
鉄 | mg | 不足なし | 不足なし | 不足なし | 不足なし |
亜鉛 | mg | 1.16 | 1.57 | 1.96 | 1.49 |
女性の不足量
女性の不足量 | |||||
栄養素 | 単位 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
ビタミンA | μgRE | 236 | 231 | 292 | 169 |
ビタミンD | μg | 3.35 | 2.9 | 3.68 | 1.96 |
ビタミンB1 | mg | 0.27 | 0.25 | 0.27 | 0.26 |
ビタミンB2 | mg | 0.24 | 0.17 | 0.16 | 0.08 |
ビタミンB6 | mg | 0.14 | 0.1 | 0.12 | 0.01 |
ビタミンC | mg | 29 | 24 | 28 | 7 |
カルシウム | mg | 166 | 109 | 109 | 61 |
マグネシウム | mg | 24 | 10 | 6 | 不足なし |
鉄 | mg | 4 | 3.67 | 3.68 | 3.67 |
亜鉛 | mg | 0.51 | 0.27 | 0.54 | 0.41 |
4. 不要な成分が入っていないか?
・飲めば飲むほど強くなれるのは漫画や映画の世界だけ。ほとんどの栄養素には摂取量上限が定められているため、余分なものを多量に摂取するとむしろ体調が悪化してしまうリスクがあります。
・例えば下のグラフはミネラル成分の「平均摂取量」と「必要量」の比較を表しています。
十分すぎるほど摂取できているのが一目瞭然ですが、多くのミネラル系のサプリメントにはこれらが含有されています。
女性の場合、モリブデンなどは推奨値の900%もの量を摂取しています。ここから更に追加で摂取したいとはあまり思わないでしょう。
10種類配合というより、14種類配合と書いたほうが売れそうだと感じるのではないでしょうか?
5. ちゃんとした基準に基づいて製造されているか?
GMPという基準に基づいて製造されているサプリメントを推奨します。※GMP = Good Manufacturing Practice の略
医薬品の製造をする者が守るべき内容として、「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令」(GMP省令)という法令があります。
「誰が作業しても、いつ作業しても、必ず同じ品質・高い品質の製品を作るために、行うべきこと」を決めたルールです。
サプリメントは食品カテゴリーのため必ずしもGMP基準を守る必要はありませんが、GMP認定の取得にはハードルがあるため、最低限の品質が保証された商品であるとみなせます。
例)崩壊試験
例えば崩壊試験という項目があります。これはある時間内に錠剤が溶解するかどうかを確認する試験です。
市販のサプリメント100製品を国民生活センターが商品テストしたところ、4割以上が医薬品で定められた規定時間内に水に溶けなかったという衝撃の結果が得られました。(※2019年8月1日公表)
悪質なサプリでは錠剤がそのままの形で便として出てくるようなケースもありえます。これではいくら摂取しても意味がありません。GMP基準を満たしていれば、こういった事態を防げます。
※GMP基準に基づいているかは多くのメーカーが公表しているので、簡単に調べられます。
あなたが納得できるものを選ぼう!
これまでに説明した5つのポイントを押さえれば、不安を煽って衝動的に購入を促すような悪質なサプリメントに騙されることはなくなると思います。
不要なものを購入するお金を節約し、不要なものを摂取し続ける時間も節約しましょう。
どんな成分がが入っているかを把握したうえで、あなたが納得できるものを選ぶことが大切です。
食事で不足する栄養素をまとめて摂れるサプリメントをつくりました
食生活を簡単に改善したいというニーズに応えて「透明なマルチビタミン&ミネラル」を開発しました。
普通の食事ではどうしても不足しがちな10種類のビタミン&ミネラルを含有
※現在表示しているのは20代の場合です。
不要な成分を除外することで、必要な成分の量をしっかりと確保
添加物の量を減らすために錠剤ではなくカプセルタイプを採用
透明性を高めたサプリメント
名前の通り、含有成分の透明性を高めたサプリメントです。
近年は商品の売りやすさばかりが重要視され、不要な成分の種類を増やしたり、インパクト重視で成分が選ばれることが多くなっています。しかしこの事実が語られることはありません。このサプリメント業界の不透明さに私たちは疑問を感じていました。
そこで私たちは不要な成分を省き、必要とされている成分のみで構成された透明性の高いサプリメントを開発しました。
含有されている栄養素(ビタミンとミネラル)は全部で10種類ですが、この10種類のみで構成されているサプリメントは他にありません。
この事実がこの業界の不透明さを証明していると思います。
含有する成分を理解し、納得したうえでサプリメントを選びたい方は是非この機会にお試しください。
「透明なビタミン&ミネラル」公式サイト